映画『悪人』

映画『悪人』を観ました。
とても胸を打つ映画で、観終わった後も、
映画のことばかり考えてしまう程
様々な感情がじわじわと沸き起こりました・・・


ストーリーは、土木作業員の祐一(妻夫木聡)が、
出会い系サイトで知り合った佳乃(満島ひかり)を殺害し、
その後同じく出会いサイトで出会った光代(深津絵里)と逃亡する話


逃亡は、犯罪を打ち明けられた光代が、
自首しに警察に向かう祐一に対し、
一緒に逃げてと叫んだことから始まります



「誰が本当の"悪人"なのか?」
「なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。」というのが
この映画や小説のコピーで、また、メインテーマでです



光代と同じ女性で、同じ29歳である私。
人間の業や、弱さ、強さ・・・を色々考えさせられました。


映画を観てすぐに強く思ったのが、
「これからの若者に、祐一のような哀しい想いをさせたくない!!」
という気持ち。私も祐一と同年代ですが。。


とにかく、本当に本当に奥深かった!
深津絵里が賞をとったことで話題ですが、
話題だけではない、本当にいい映画だと思います。


私は夫と観にいきましたが、
気の置けない友達とかパートナーとかと一緒に観たり、
または1人で観にいくのがオススメかな、と思います


小説も読み応えあり。
映画の脚本は、なんと監督と原作者の共作。
私は、映画を観た後に小説を読みましたが、
大筋も結末も知っているのに、一気に読めてしまいました!

悪人(上)

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悪人(下)

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